カテゴリ:Poetry( 2 )

Samantha -サマンサ-

サマンサ 君がみんなを凍りつかせた
核心を貫くアンサー
うすうす気づいてたのさ

ピンク・パンサーは ふざけたひげの野郎か
君の方が似つかわしいな
誰にも染められないさ

意地悪しないで教えておくれサマンサ
君には何もかもお見通しなんだろ

僕は夢中で多くを掴むけど
その手のひらは もう本当に小さくて
そこに何を残せばいい?
最後に何が残るだろう

サマンサ 僕はなりたいんだ
君にふさわしく 君にふさわしく
サマンサ 僕は飛びたいんだ
空に勇ましく 高く勇ましく

サマンサ 君が生まれたセプテンバー
パパが口ずさんだデイ・トリッパー
Do you remember?

非常階段のキスを
青空のハグを
改札口で 手を振る人を

意地悪しないで教えておくれサマンサ
君には何もかもお見通しなんだろ

僕は夢中で遠くを見つめるけど
その目の先はいつも深い霧の中
そこに何を見つければいい?
最後に何を見つめるだろう

サマンサ 僕はまたしても
あの日の空をただ仰いでる
まだ難解さ 僕にしてみれば
この体温の迷路こそがロマンさ

サマンサ 僕はなりたいんだ
君にふさわしく 君にふさわしく
サマンサ 僕は飛びたいんだ
空に勇ましく 高く勇ましく
by torinos_studio | 2011-05-08 22:01 | Poetry
Sunny Side

夜明けのホームで 列車を待ってる
2番線に 初めに来たやつでいくことにした

風吹きすさぶ街に しがみついて
汗して掴んだ 涙して手放した
愛しい人の影を 歩道に追いかけて
固く踏んづけるんだけど 夜に消えてしまう

探して そして闇に迷った

 生きるなら サニーサイドを走ろうぜ
 光で燃える 青空の道を
 いつかまた サニーサイドで笑おうぜ
 汗と涙で濡れた笑顔が放つ輝きで

手放すことで あきらめることで
身軽になれる荷物ではないんだな
希望は
暗闇を独りで生きていくことも
この街の仕組みは ありのまま許すんだけど

あがいた末に求めた

 生きるなら サニーサイドを走ろうぜ
 光で燃える 青空の道を
 いつかまた サニーサイドで笑おうぜ
 汗と涙で濡れた笑顔が放つ輝きで

街角のカーブミラーが まあるく写した
立ちすくむ僕と ゴミ袋をつつくカラス
固く 重く そして小さく心を
抱きしめて ここに沈んでしまう前に

夜明けのホームで 列車を待ってる
2番線に 初めに来たやつでいくことにした
by torinos_studio | 2011-05-08 14:18 | Poetry